diff --git a/archives/font.html b/archives/font.html index 17e6474..6b2b842 100644 --- a/archives/font.html +++ b/archives/font.html @@ -1,103 +1,103 @@
「KDE の起動が遅い! アプリケーションの動作が重い!」
よくこのような苦情が寄せられます。
フォントの設定を適切に行わないと上記のような症状が発生します。
ホームディレクトリに .qti18nrc というファイルを作って
以下の内容を記述してみてください。
ビットマップ(きれいですが、少し遅いです)
* -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0, \ -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0TrueType(フリー版)
fixed -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0, \ -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0 helvetica -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0, \ -aliastt-gothic-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0 * -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0, \ -aliastt-mincho-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0TrueType(CR版)
fixed -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0, \ -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0 helvetica -dynalab-dfgothicp-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0, \ -dynalab-dfgothicp-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0 * -dynalab-dfminchop-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0, \ -dynalab-dfminchop-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0
調査中
調査中
調査中
パッケージから以下をインストールしてください。
- お使いのグラフィックボードに対応した X-TT サーバ
- ja-truetypefonts
(あくまでフリーのフォントのため、小さい文字では表示が少々潰れます)fixed -misc-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0, \ -misc-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0 helvetica -misc-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0, \ -wadalab-gothic-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0 * -misc-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0, \ -watanabe-mincho-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0
(注) 日本語 KDE があらかじめ設定済みのディストリビューションは省略しています。
KDEではメッセージ、ドキュメントとも翻訳はメッセージカタログ形式のファイルを使用します。 翻訳をやってみようという方は以下を参考にやってみて下さい。ドキュメント翻訳の詳しい仕組みについてはドキュメントの詳細の項で説明しています。一応本家KDE + href="./#doctrans">ドキュメントの詳細の項で説明しています。一応本家KDE projectの流儀に乗っ取っていますが一部日本語チームに特化した情報も入っています。
既存の翻訳、一部翻訳されたファイル
またはテンプレートファイルをダウンロードする
↓
- 翻訳状況を確認する
+ 翻訳状況を確認する
↓
- Kbabelを設定する (翻訳はKBabelというツールを使って行います。KBabelの設定はここ)
+ Kbabelを設定する (翻訳はKBabelというツールを使って行います。KBabelの設定はここ)
↓
- 対訳表とKDEの独自拡張を読む
+ 対訳表とKDEの独自拡張を読む
↓
訳す
↓
もう一度対訳表を読んで確認
↓
公表する(KDeveloper-MLか担当宛)
以前は翻訳状況をHTMLにして公開していたのですが手間がかかる、利用者が少ないという理由から
+ href="./kdejpdoc.html">翻訳状況をHTMLにして公開していたのですが手間がかかる、利用者が少ないという理由から
現在は更新していません。それではどうやって翻訳状況を確認するかと言うとこれには2つの方法があります。
(1)KBabelを使う
KBabelのカタログマネージャというツールを使います。これを利用するにはテンプレートと日本語翻訳ファイルを
インストールし、KBabelの設定でこれらのディレクトリを指定する必要があります。
- (図)カタログマネージャ
(2)i18n.kde.orgのHighscore
for jaを参照する。
これは本家が提供しているTranslation Statisticsです。
更新中です。しばらくお待ち下さい。旧版はここ。
+ href="./translate.html">ここ。KDEにはgettextにはないメッセージ翻訳の独自拡張があります。これらは間違えると深刻なので気を付けてください。
msgidが_:や_n:で始まるのが特徴です。_:や_n:で始まる行は訳さないで下さい。
translation information
これらは翻訳者情報です。アプリケーションのバージョン情報の「翻訳」のところに表示されます。
複数人いる場合はカンマで区切ります。
#: _translatorinfo.cpp:1
msgid ""
"_: NAME OF TRANSLATORS\n"
"Your names"
msgstr "Taiki Komoda"
#: _translatorinfo.cpp:3
msgid ""
"_: EMAIL OF TRANSLATORS\n"
"Your emails"
msgstr "kom@kde.gr.jp"
context information
これは文脈情報です。短縮語とかで分かりづらい場合に翻訳者にこの語がどういう文脈で使われているかを
示します。
#: kdecore/klocale.cpp:117
msgid ""
"_: June\n"
"Jun"
msgstr "6月"
plural form
これは複数形情報です。gettext-0.10. 36以降で導入されたものとは書式が若干違います。ただ日本語の場合はNo
Pluralですので
単純に下のようになります。
#: kfile/kfiledialog.cpp:1220
kio/defaultprogress.cpp:140
#, c-format
msgid ""
"_n: %n directory\n"
"%n directories"
msgstr "%n ディレクトリ"
ちなみにgettextは0.10.35を使用するのがいいらしいです。
[参考]
Plural=3の言語の場合は以下のようになります。
msgid ""
"_n: %n directory\n"
"%n directories"
msgstr ""
"%n Katalog\n"
"%n Kataloga\n"
"%n Katalogiv"
[注意]
kdelibs.poに以下のような項目があります。
msgid ""
"_: Definition of PluralForm\n"
"Look at klocale.cpp for now"
これは訳すものではなく設定情報です。これに対するmsgstrは"NoPlural"にします。
(kdelibs.poはできるだけ私がメインテナンスします)
査読待ちファイル。いままで日本語化されていないファイルがここにあります。ご覧ください。
過去の翻訳ファイルに関してはのここにあります。
まずKBabelを設定してください。
KBabelで翻訳します。
XML/POフォーマット
KDEでは2.2からドキュメントのフォーマットをXMLに変更しました。これは世界的に標準になりつつあるXMLをドキュメントフォーマットの中核にしようとしたものです。
ドキュメントの翻訳には一つ問題がありました。それはもしオリジナルの文書が更新された場合にそれに追随するのが難しいということです。ましてやSGMLやXMLのタグだらけの文書の中の更新された一部分を探し出すのはそれだけで一苦労で肝心の翻訳に労力が割けません。そこで考え出された方法がXMLから擬似的にPOファイル(メッセージカタログ)を作成し、それを既に熟成された感のあるメッセージカタログ翻訳ツールKBabelで翻訳しそれをまたXMLに変換するという方法です。こうすることで翻訳者はタグをほとんど意識することなく、更新された部分も一目瞭然(原文と翻訳が対応した形になっているため)に翻訳だけに集中して作業ができます。POファイルはCVSで自動的に生成され、PO->XMLの変換は各国語のコーディネータが行います。
このように翻訳者が行うKDEドキュメント翻訳のほぼ全ての作業はKBabelで行えます。つまりKBabelさえ使いこなせるようになれば翻訳に協力して頂くことができるということです。もちろんこの上位でどういうことが行われているかを理解していただくことはKDEのドキュメントシステムに対するより深い理解につながりますが、これは必ずしも必要ではありません。いずれにせよKBabelを使うことで効率的なKDEドキュメントの翻訳が行えるでしょう。
>
ちなみに最初からKBabelで翻訳すればこんな苦労はしなくてすみます;)。
この方法はKDE2のドキュメントが存在し、かつほとんど情報が変わっていない場合に有効です。
以下の手順でXML/PO化します。ただほとんどの場合ものすごい労力を伴うことに注意してください。
エンコーディングをUTF8に変更する。ほとんどの場合元ファイルはEUC-JP。
% iconv -f ujis -t utf8 index.docbook > index.xml
% mv index.xml index.docbook
(注)XMLファイルの拡張子は.xmlではなく.docbookです。
一部の記号をXML対応にする(このコマンドは日本語を破壊するので使用しなくても手間は変わらないかもしれません;()
% xmlizer index.docbook
日本語の場合一部の文字が破壊されるのでYudit(UNICODEエディタ)で直す;(。このエディタは壊れたシーケンスが入っていてもなんとか編集
できます。
% yudit index.docbook
XML的に正しいかのチェック。正しくない場合はYuditで直す(結構エラーが出ます
;()。タグがXMLで定義されていないこともあります。
% checkXML index.docbook
もしくは
% meinproc --check index.docbook
これでエラーが出なくなったら
% meinproc index.docbook
とするとindex.html以下様々なファイルが作成され、ヘルプの閲覧ができます。(適当なディレクトリで
読み込めばスタイルシートのファイルも読み込まれます。)
この状態で閲覧可能なXMLファイルができました。次にメッセージファイルへの分割を行います。メッセージファイルへの分割はタグをいくつか直せば通ることがありますがたいていの場合パラグラフが足りなかったりタグが異なったりします。Kbabelでメッセージカタログ化されたものを確認すれば不整合が起こっているのが分かるでしょう。そのような場合にはタグを直し、パラグラフが足りないところには
その場で訳すか原文をはさみます。
% split2po 原文のXML 翻訳されたXML > app.po
% kbabel app.po
この作業でエラーが出なくなり、かつオフセットがなくなったらXMLに戻す際にエラーが起こらないか確認します。
% po2xml 原文のXML 翻訳されたPOファイル > index.docbook
エラーが出なくなったらようやくそのpo、xmlとも最新のフォーマットに追いつきました。お疲れ様でした。
メッセージカタログ化した後は修正はメッセージカタログに対して行います。なぜならKbabelで翻訳する場合パラグラフ内のタグしか見えません。その他のタグは自動的に処理してくれるためここらへんで起こるエラーが防げます。
手順 手順 既存の翻訳、一部翻訳されたファイル
またはテンプレートファイル
をダウンロードして、その中のpoを翻訳します。
既存の翻訳、一部翻訳されたファイルとテンプレートファイルをダウンロードする→
-翻訳状況を確認する→ Kbabelを設定する(gettextの知識がない場合は本家
+
既存の翻訳、一部翻訳されたファイルとテンプレートファイルをダウンロードする→
+翻訳状況を確認する→ Kbabelを設定する(gettextの知識がない場合は本家
KDE 国際化ページの KDE 国際化 HOWTOを読む)→
-
対訳表とKDEの独自拡張を読む→
+
対訳表とKDEの独自拡張を読む→
訳す→ もう一度対訳表を読んで確認→公表する
現在KDE-2.2、及びCVS版用の翻訳を募集しています。新規翻訳、翻訳の修正などがありましたら担当までメールを下さい。
最後に行なわれた修正が最近の場合でも新しい翻訳が追加されている場合があるので、既存の翻訳も通読してみて下さい。
翻訳のファイルの標準のエンコーディングは UTF-8
ですがUTF-8 編集の環境がない場合は日本語 EUC でも構いません。
使いなれるとエラーチェックしてくれたりするKBabelはかなり便利なので、できるだけKBabelを使って下さい。
翻訳状況の確認
-以前は翻訳状況をHTMLにして公開していたのですが手間がかかる、利用者が少ないという理由から
+以前は翻訳状況をHTMLにして公開していたのですが手間がかかる、利用者が少ないという理由から
現在は更新していません。それではどうやって翻訳状況を確認するかと言うとこれには2つの方法があります。
(1)KBabelを使う
KBabelのカタログマネージャというツールを使います。これを利用するにはテンプレートと日本語翻訳ファイルを
インストールし、KBabelの設定でこれらのディレクトリを指定する必要があります。
(図)カタログマネージャ
(2)i18n.kde.orgのHighscore
for jaを参照する。
これは本家が提供しているTranslation Statisticsです。ただし未着手のファイルは表示されていないので
注意してください。パッケージ全体の翻訳状況はStatus
table of KDE Translations for the HEAD branchで参照できます。
translation information
これらは翻訳者情報です。アプリケーションのバージョン情報の「翻訳」のところに表示されます。
複数人いる場合はカンマで区切ります。
#: _translatorinfo.cpp:1
msgid ""
"_: NAME OF TRANSLATORS\n"
"Your names"
msgstr "Taiki Komoda"
#: _translatorinfo.cpp:3
msgid ""
"_: EMAIL OF TRANSLATORS\n"
"Your emails"
msgstr "kom@kde.gr.jp"
context information
これは文脈情報です。短縮語とかで分かりづらい場合に翻訳者にこの語がどういう文脈で使われているかを
示します。
#: kdecore/klocale.cpp:117
msgid ""
"_: June\n"
"Jun"
msgstr "6月"
plural form
これは複数形情報です。gettext-0.10. 36以降で導入されたものとは書式が若干違います。ただ日本語の場合はNo
Pluralですので
単純に下のようになります。
#: kfile/kfiledialog.cpp:1220 kio/defaultprogress.cpp:140
#, c-format
msgid ""
"_n: %n directory\n"
"%n directories"
msgstr "%n ディレクトリ"
ちなみにgettextは0.10.35を使用するのがいいらしいです。
[参考]
Plural=3の言語の場合は以下のようになります。
msgid ""
"_n: %n directory\n"
"%n directories"
msgstr ""
"%n Katalog\n"
"%n Kataloga\n"
"%n Katalogiv"
[注意]
kdelibs.poに以下のような項目があります。
msgid ""
"_: Definition of PluralForm\n"
"Look at klocale.cpp for now"
これは訳すものではなく設定情報です。これに対するmsgstrは"NoPlural"にします。
(kdelibs.poはできるだけ私がメインテナンスします)
KDE-2.2用
KDE-2.2用メッセージファイルは現在JKUGでベータテストを行なっております。
インストールして不具合を見つけ出して下さい。未翻訳の部分の翻訳も受け付けております。
既存の翻訳、一部翻訳されたファイル
テンプレートファイル
KDE-2.0.1, KDE-2.1, KDE-2.1.1用
KDE-2.0.1, KDE-2.1, KDE-2.1.1では本家の配布に含まれます。
KDE-2.0用
kde-i18n-ja-日付.tar.bz2をダウンロードして下さい。
インストールは以下の通りです
$ tar xvIf kde-i18n-ja-日付.tar.bz2
$ cd kde-i18n-ja
$ ./configure --prefix=$KDEDIR
$ make
$ su
パスワード
# make install
KDE-1.1.2 用アップデートパッケージ
KDE-1.1.2 には標準で日本語po,kdelnk日本語エントリーが含まれています。
KDE-1.1.2 の po ファイルのアップデートパッケージです。
解凍後make,make installでインストールされます。
-
(1)KDE-1.1.2用アップデートパッケージ(kde-1.1.2-ja.po_modified.tar.bz2)
+
(1)KDE-1.1.2用アップデートパッケージ(kde-1.1.2-ja.po_modified.tar.bz2)
KDE-1.1.1用
最新版では全アプリケーションの po が含まれます。
po と mo はどちらかがあれば十分です。両方は要りません。
-
(2)開発者用日本語KDE-1.1.1.poファイル(pofile-ja-1.0.0pre1.tar.bz2)
-
(3)ユーザー用日本語KDE-1.1.1.moファイル(locale-ja-1.0.0pre1.tar.bz2)
+
(2)開発者用日本語KDE-1.1.1.poファイル(pofile-ja-1.0.0pre1.tar.bz2)
+
(3)ユーザー用日本語KDE-1.1.1.moファイル(locale-ja-1.0.0pre1.tar.bz2)
その他
(4)非標準アプリケーション用.poファイル
オフィシャルKDEパッケージに含まれないKDEアプリケーションのpoファイルです。
ここではKBabelの最低限の設定と使用法について述べていきます。かなりビジュアルに書いたので読み込みに
時間がかかるかも知れませんが、分かりやすくなっているはずです。
(画面1 設定の入力を求めるダイアログ)
-
+
「はい」を押すと次の画面になります。
(画面2 設定ダイアログ- 個人情報)
-
+
ここには自分の名前とメールアドレスを入力して下さい。そのほかの情報は上の画面を参考にして下さい。
個人情報の他の大きな設定項目としては「エディタ」、「検索」、「保存」、「カタログマネージャ」、「その他」があります。
そのうち「エディタ」に関しては好みで設定して下さい。「その他」はいじる必要が無いと思います。
次に「検索」の設定を行います。
(画面3 設定ダイアログ-検索)
-
+
検索は翻訳中にデータベース(3種類ありますがこれの設定は後で説明します)の中から検索してきて
画面右下部に表示してくれます。「自動的に検索を開始」をチェックすると次のメッセージに移動したときに
自動的に検索を開始して表示してくれます。ちなみに3種類というのは以下の通りです。
翻訳データベース:内蔵データベースシステムによってローカルにあるファイルからインデックスを作成します。
po補助:今までに翻訳されたものを合わせた日本語翻訳ファイルから検索します。
po要約:他の言語(ドイツ語とか)のファイルから該当語を探して来ます。普通必要無いでしょう^^;;;
相当遅いマシンならともかく(まあ486でKDE使っている人とかいないでしょう^^;)、普通のマシンなら
数分でインデックスを作成できるので翻訳データベースを使用するのがよいでしょう。
設定は辞書の設定のところで説明します。
次に「保存」の項目です。
(画面4 設定ダイアログ-保存)
-
+
ここで重要なのはエンコーディングです。これは必ずUTF8にして下さい。KDE2ではほとんどの文字を
内部でUTF8で扱っています。メッセージカタログもja.poは全てUTF8になっています。一般的なエディタでは
UTF8を扱えないのが多いですが、KBabelでメッセージカタログを扱う分にはほとんど意識しないで済むので
ここは必ずUTF8にして下さい。
最後にカタログマネージャの項目です。
(画面5 設定ダイアログ-カタログマネージャ)
-
+
まずテンプレートと日本語メッセージファイルをここからダウンロードします。
そして展開したディレ
クトリをそれぞれ上に指定します。例えば/usr/local/extend/kde-i18nというディレクトリで
これらのファイルを展開した場合は上の画面の
ようにします。
以上で本体の設定は終了です。なおこれらはメニューバーの「設定」→「KBabelの設定」から再設定できます。
・翻訳データベースの設定
「辞書の設定」から「翻訳データベース」を選択すると設定ダイアログが現れます。
(画面6 翻訳データベース設定ダイアログ)
-
+
グッドキーというのはどれだけクエリーに近いかということです。ここらへんはあまりいじる必要が無いでしょう。
データベースインデックスを作成するには上の画面で「ディレクトリ、サブディレクトリをスキャン」を選択して
日本語メッセージファイルを展開したできたディレクトリ(さっきの例なら/usr/local/extend/kde-i18n/ja/messages)
を指定するとインデックス作成が始まります。数分待ちましょう。
・po補助/要約の設定
「辞書の設定」から「po補助」または「po要約」を選択すると設定ダイアログが現れます。
(画面7 po補助設定ダイアログ)
-
+
ここからダウンロードしたファイルを解凍しそのファイルが置いてあるディレクトリを指定します。
変数が使用できますが普通に直接指定すると良いでしょう。
左上が翻訳する文字列(Msgid)、左下が翻訳を入力するフィールド(Msgstr)、右上が翻訳情報、左下が翻訳結果です。
左下の部分に翻訳を入力していきます。文法が間違っていると赤く表示されます。
ショートカットキーがいくつか設定されていますが特に以下のショートカットはよく使います。
PageDown 次のメッセージ
PageUp 前のメッセージ
Ctrl+Alt+PageDown 次のFuzzyか未翻訳メッセージ
Ctrl+Space MsgidをMsgstrにコピー
Ctrl+Alt+Space 検索結果をMsgstrにコピー
以上です。KBabelを使ってKDEのメッセージ・ドキュメントをがんがん翻訳して下さい:-)。
不明な点はkom@kde.gr.jpまでメールを下さい。 -
> > KDEはそういうレベルでも統一感を出した方が、 > > かっこいいような気がしたので。 > この意見には私も賛成です。 訳がそろっていないとかっこわるいというのもありますが、 それ以上にユーザを混乱させる原因になって ユーザビリティの低下を招いちゃいますから KDE のような統合環境では訳の統一は必須です。 #そういう所でマイナス評価をされるのはもったいないし。ということですので、poファイルの翻訳をされる方は是非ユーザビリティの向上 にご協力下さい。統合環境故の難しさですね。;)
訳語?に対するご意見も募集中です。お気軽にどうぞ。
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search | 検索 | ||
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view | 表示 | ||
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about | バージョン情報 | ||
about xxx | xxx について |
dialog | ダイアログ |
yes | はい |
no | いいえ |
ok | OK |
cancel | キャンセル |
apply | 適用 |
default | 標準 |
dismiss | 閉じる |
about | バージョン情報 |
access | アクセス |
action | 動作 |
add | 追加 |
addressbook | アドレス帳 |
alert | 警告 |
and | & |
appearance | 外観 |
application | アプリケーション |
apply | 適用 |
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attention | 注意 |
authorization | 認可 |
available | 有効な |
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bytes | バイト |
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casesensitive | 大文字小文字を区別 |
change | 変更 |
charset | 文字セット |
clear | クリア |
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combination | 組合わせ |
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configure | 設定 |
conflict | 衝突 |
connect | 接続 |
connection | 接続 |
contact | 連絡先 |
contents | 内容 |
continue | 続ける |
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copy | コピー |
create | 作成 |
custom | カスタム |
cut | 切り取り |
cyclic | 循環的な |
damage | ダメージ,損害 |
data | データ |
database | データベース |
date | 日付 |
default | 標準 |
defaults | 標準設定 |
deiconify | アイコン化解除 |
delete | 削除 |
desk | デスク |
desktop | デスクトップ |
device | デバイス |
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directory | ディレクトリ |
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document | 文書 |
drag | ドラッグ |
drop | ドロップ |
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メール | |
empty | 空 |
encoding | エンコーディング |
entry | エントリ |
error | エラー |
expiration | 失効 |
export | 他に渡す,エキスポートする |
family | ファミリ |
fatal | 致命的な |
fetching | 取得中 |
field | フィールド |
filemanager | ファイルマネージャ |
filter | フィルタ |
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fit | フィット |
float | フロート化 |
floating | フローティング |
focus | フォーカス |
folder | フォルダ |
font | フォント |
footer | フッタ |
forward | 進む |
general | 一般 |
geometry | ジオメトリ |
global | 広域 |
go | 実行 |
group | グループ |
help | ヘルプ |
hidden | 隠しファイル |
highscore | ハイスコア |
history | ヒストリ |
host | ホスト |
huge | 特大 |
icon | アイコン |
iconify | アイコン化 |
implement | 実装 |
incorrect | 正しくない |
information | 情報 |
insert | 挿入 |
install | インストール |
italic | イタリック |
kb/s | キロバイト毎秒 |
kb | キロバイト |
key-value-map | キーと値のマップ |
kill | 強制終了 |
large | 大 |
layout | 配置 |
line | 行 |
local | ローカル |
location | 場所 |
lock | ロック |
lookandfeel | ルックアンドフィール |
mailer | メーラ |
maintainer | 開発者 |
malformed | おかしな |
maximize | 最大化 |
mb/s | メガバイト毎秒 |
mb | メガバイト |
medium | 中 |
menu | メニュー |
message | メッセージ |
misc | その他 |
miscellaneous | その他 |
mode | モード |
mount | マウント |
new | 新規作成 |
next | 次 |
no | いいえ |
normal | 通常 |
ok | OK |
ooops | おっとぉ |
open | 開く |
options | オプション |
others | 他 |
overview | 概要 |
overwrite | 上書き |
owner | 所有者 |
ownership | 所有権 |
parent | 親ディレクトリ |
paste | 張り付け |
path | パス |
pattern | パターン |
perhaps | たぶん |
permission | 許可 |
permission | 許可情報 |
personal | 個人 |
picture | 画像 |
pixmap | ピックスマップ |
plain | 無地 |
please | choose |
point | 場所 |
印刷 | |
prior | 前 |
process | プロセス |
property | 設定 |
protocol | プロトコル |
quickhelp | クイックヘルプ |
quit | 終了 |
rearrange | 再配置 |
redo | やり直し |
rejected | 拒否されました |
reload | 再読み込み |
remove | 削除 |
replace | 置換 |
restore | 元に戻す |
resume | 元に戻す |
roman | ローマン |
root | ルート |
save | 保存 |
saveas | 名前を付けて保存 |
savedocumentas | 名前を付けて保存 |
search | 検索 |
seconds | 秒 |
section | セクション,節 |
security | セキュリティ |
select | 選択 |
service | サービス |
setting | 設定 |
show | 表示 |
single | シングル |
skip | スキップ |
small | 小 |
socket | ソケット |
special | 特別 |
specified | 指定された |
specify | 指定 |
start | 開始 |
status | 状態 |
sticky | 常に表示 |
stop | 停止 |
store | 保管 |
string | 文字列 |
style | スタイル |
switch | スイッチ |
syntax | 文法 |
task | タスク |
template | テンプレート,雛型 |
terminal | ターミナル |
thumbnails | サムネイル |
tiny | 極小 |
title | タイトル |
toggle | トグル |
top | 先頭 |
trash | ゴミ箱 |
tree | ツリー |
type | タイプ |
unclutter | 整頓 |
undo | 元に戻す |
unfloat | フロート化解除 |
unique | 一意な |
unknown | 未知 |
unmount | マウント解除 |
untitled | 名前なし |
update | 更新 |
usage | 利用法 |
user | ユーザ |
utility | ユーティリティ |
value | 値 |
view | ビュー |
virtual | 仮想 |
warning | 警告 |
yes | はい |
KDE自体少し重いプログラムで日本語化KDEはさらに重くなりますが、しかし最近のマシンでは気になる
ことはないと思います。どうしても遅いと感じたら下のデータと比べてみて下さい。もし比べてみてかなり
遅い場合は遅くなっている原因があります。大体~/.qti18nrcが原因のことが多いので見直してみて下さい。
用語
キャッシュある/なし…一回立ちあげたプログラムはメモリにキャッシュが残っていることがあるので
次回立ち上げが高速になります。boot直後は当然キャッシュはありません。
--------------------------------------------------------------------------
[測定環境]
CPU: MMX/233, mem: 96MB
OS: VineLinux1.1CR, kernel: 2.0.36
X: XFree3.3.3.1(+X-TT)
font: ビットマップフォント
[結果]
1回目: 57秒 (boot 直後)
2回目: 36秒 (X 終了後、再度 startx)
[**追加報告**]
KDE 以前の問題ですが、ためしに、XF86Config の
FontPath を最小限にし、
使わないフォント(ハングル等)をはずして、フォント数を半分程度にしてみました。
結果、以下のようになりました。
[計測結果]
・KDE
ビットマップ
boot 直後: 57秒
-> 50秒
X再起動: 36秒
-> 20秒
TrueType
boot 直後: 48秒
X 再起動: 18秒
・WindowMaker(参考)
boot 直後: 20秒
X 再起動: 11秒
ちなみに .qti18nrc は
* -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0,
\
-alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0
XF86Config で5行コメントアウトしました。
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/japanese:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1"
# FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Speedo"
# FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/japanese"
# FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc"
# FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi"
# FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi"
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[測定環境]
キャッシュにある状態ではかりました。
Vine-Linux 1.0(1 -2.0.36 + glibc-2.0.7 + XFree86-3.3.3.1)
Celeron(375MHz(本来は?)) + memory 128MB
で kinput2 + kfm + kvt を立ち上げます。
~/.cshrcでdateコマンドを実行してkvtに表示された時間と
~/.xinitrcの最初に表示させた時間との差をとりました。
1. TrueType fonts
"~/.qti18nrc"
Courier -aliastt-gothic-*-r-normal--0-0-0-0-c-0-jisx0208.1983-0,
-aliastt-mincho-*-r-normal--0-0-0-0-c-0-jisx0208.1983-0
Helvetica -aliastt-gothic-*-r-normal--0-0-0-0-c-0-jisx0208.1983-0,
-aliastt-mincho-*-r-normal--0-0-0-0-c-0-jisx0208.1983-0
*
-aliastt-gothic-*-r-normal--0-0-0-0-c-0-jisx0208.1983-0,
-aliastt-mincho-*-r-normal--0-0-0-0-c-0-jisx0208.1983-0
で16秒。
2. Bitmap fonts
Courier -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0,
-alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0
Helvetica -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*,
-alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-*
* -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*,
-alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-*
で19から20秒
3. ~/.qti18nrcなし
で42から44秒
でした。
それぞれ2回づつ計測しています。
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[測定環境]
Pentium2-333(417MHz)x2, Memory 128MB,
FreeBSD-3.2R, XFree3.3.3.1+X-TT
kpanel,kfm等を立ち上げた場合の時間です。
ビットマップ、キャッシュなし: 17秒
ビットマップ、キャッシュあり: 11秒
TrueType、 キャッシュなし: 16秒
TrueType、 キャッシュあり: 10秒
.qti18nrcなし、キャッシュなし: 30秒
.qti18nrcなし、キャッシュあり: 25秒
.qti18nrc は以下のとおりです。
・ビットマップ(FreeBSDにVineのAlias-Fixedを入れています)
fixed -alias-fixed-*-*-*--14-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0,
-alias-fixed-*-*-*--14-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0
* -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0,
-alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0
・TrueType
* -wadalab-gothic-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0
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[測定環境]
Cyrix 6x86MX-PR233(200MHz), Memory 64MB
FreeBSD 3.2R, XFree3.3.3.1+X-TT
ビットマップ、キャッシュなし: 30秒
ビットマップ、キャッシュあり: 22秒
TrueType、 キャッシュなし: 30秒
TrueType、 キャッシュあり: 20秒
.qti18nrcなし、キャッシュなし: 62秒
.qti18nrcなし、キャッシュあり: 50秒
ビットマップとTrueTypeで時間がほとんど同じです。
CyrixのCPUは浮動小数演算が遅いかわりに整数演算が速く、
コンパイルや圧縮・解凍では有利だということが言われていましたが、
どうもその辺が関係している可能性があります。
(ビットマップの展開は整数で、TrueTypeは浮動小数?)
CyrixとMMXという違いはあるのですが大体同スペックですので、
ちょっとこれは遅すぎるという感じがします。
~/.qti18nrc はどの設定しておられるでしょうか?
ひょっとして以下のようにすると速くなるかもしれません。
fixed -alias-fixed-*-*-*--14-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0,
-alias-fixed-*-*-*--14-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0
* -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0201.1976-0,
-alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0
fixedは変な書き方をしていますが、
11ポイントで半角2文字が全角1文字と同じ幅になるようにしたためです。
(なぜか11ポイントが実際には14ポイントとして表示されるため)
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[測定環境]
Cyrix 6x86MX-PR233(200MHz), Memory 64MB
Vine Linux 1.1, XFree3.3.3.1+X-TT
ビットマップ、キャッシュなし: 38秒
ビットマップ、キャッシュあり: 20秒
TrueType、 キャッシュなし: 38秒
TrueType、 キャッシュあり: 20秒
.qti18nrcなし、キャッシュなし: 54秒
.qti18nrcなし、キャッシュあり: 35秒
ビットマップとTrueTypeで起動時間が同じでした。
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[測定環境]
PowerPC604e/200Mhz(PowerMac7600)
512k(2nd cache) , Memory 144MB
LinuxPPC 1999(RedHat6.0見当)
XFree86-3.3.3.1 + X-TT
kde*-1.1.1+i18n
startx(startkde)にかかった時間
キャッシュ無し : 34秒
キャッシュ有り : 21秒
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[測定環境]
Celeron300A(on 450MHz)x2,memory 128MB
Debian GNU/Linux 2.1(Slink),Linux-2.2.12
XFree3.3.5+X-TT-1.2.1
KDE-1.1.2pre3+patchいろいろ
同時にkinput2,kterm x2も起動,その他のkde関連のプログラム(kfm等)は立ちあげず
フォントにはビットマップフォントを使用
で約15秒です。キャッシュにある状態では11秒ぐらいでした。
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[測定環境]
P-MMX166, Memory: 128MB
VineLinux1.1CR,kernel 2.0.36
ログインしてkinput2 とkterm が立ち上がるまでの時間を計りました。
Boot直後は、 50秒。
一旦、ログアウトしてから再ログインしたら 32秒(以降、同じ)
試しに、メモリを64MBに落としてみましたが、同じ結果でした。
~/.qti18nrc
fixed -misc-fixed-*-*-*--*-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0,
-misc-fixed-*-*-*--*-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0
* -alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-*-*-jisx0201.1976-0,
-alias-fixed-*-*-*--*-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0