diff --git a/community/getinvolved/translation/index.md b/community/getinvolved/translation/index.md index 7070574..91b9736 100644 --- a/community/getinvolved/translation/index.md +++ b/community/getinvolved/translation/index.md @@ -1,99 +1,99 @@ --- title: 翻訳 --- ## はじめに KDE では、アプリケーションの翻訳に協力してくださる方からの翻訳ファイルを常に受け付けています。 翻訳手順の概要は次の通りです。 1. 翻訳ファイルをダウンロード 2. 翻訳 3. 翻訳したファイルをオンラインストレージへアップロード 4. メーリングリストへ連絡 以下、もう少し詳しく説明していきます。 ## 翻訳ファイル 翻訳ファイルはテキストファイルで、PO というフォーマットになっています。 翻訳作業中は、そのフォーマットを崩さないようにする必要があります。 まず、先頭に ``` msgid "" msgstr "" "Project-Id-Version: kateproject\n" "Report-Msgid-Bugs-To: http://bugs.kde.org\n" "POT-Creation-Date: 2019-03-18 10:00+0100\n" "PO-Revision-Date: 2012-08-15 23:01-0700\n" "Last-Translator: Japanese KDE translation team \n" "Language-Team: Japanese \n" "Language: ja\n" "MIME-Version: 1.0\n" "Content-Type: text/plain; charset=UTF-8\n" "Content-Transfer-Encoding: 8bit\n" "Plural-Forms: nplurals=2; plural=n != 1;\n" "X-Accelerator-Marker: &\n" "X-Text-Markup: kde4\n" ``` というフォーマットのヘッダーがあり、その後 ``` #. i18n: ectx: Menu (file) #. +> trunk5 stable5 #: data/kateui.rc:6 #, kde-format msgid "&File" msgstr "ファイル(&F)" ``` というフォーマットが繰り返されます。 翻訳作業は、`msgstr` の後に日本語訳を設定するだけです。他の部分を変更したり、削除したりしないでください。特に、`#` で始まる行はコメントですが、出典を示したり、同じ `msgid` を区別したりする情報を含んでいるので、必ず残してください。 ## ファイルの入手 日本語の翻訳では、複数のリリースに別れた翻訳ファイルを一つにまとめた Summit と呼ばれるファイルを翻訳しています。 Summit のファイルは、以下のリンクから入手することができます。 -- https://websvn.kde.org/trunk/l10n-support/ja/summit/messages/ +- [https://websvn.kde.org/trunk/l10n-support/ja/summit/messages/](https://websvn.kde.org/trunk/l10n-support/ja/summit/messages/) ### 翻訳ファイルの選択 2019年4月現在、翻訳するファイルは、翻訳者自身の関心や興味に基づいて選んでもらっています。 ちなみに、過去には、協力者を募り、こちらからファイルを指定したり、「翻訳予約表」を運用したりしていた時期もありましたが、現在はしていません。 ## 翻訳作業 翻訳ファイルの編集にあたっては、使い慣れたエディターを使ってもらって問題ありません。ただし、テキストファイルとして保存できるものでなければなりません。 翻訳作業中は、PO フォーマットを崩すことなく、`msgid` の原文、また、その上にある文脈情報などを参考にして、日本語訳を `msgstr` に設定してください。 ### 複数形 日本語に複数形はありませんが、KDE の日本語訳では、より自然な翻訳を求めて、原文に複数形表現がある場合、日本語訳にも複数形表現を設定しています。複数形表現がある場合、原文には `msgid` 以外に `msgid_plural` があります。この場合、日本語訳は単数形表現を `msgstr[0]` に設定し、複数形表現を `msgstr[1]` に設定します。 ## 翻訳済みファイルのアップロード 翻訳作業が終わった後は、一つのアーカイブファイル(例えば ZIP とか)にまとめて、ご自身が書き込み許可を持つオンラインストレージに一時的にアップロードしてください。この時、会員でないとダウンロードできないサイトは使用しないでください。 ファイルは、すべての項目について翻訳が終っていなくても受け付けます。また、仮に長期的に作業したい場合でも、小まめに提出してもらえると助かります。(例えば週に一度とか) ## メーリングリストへの連絡 -アップロードが終わった後は、kde-jp@kde.org へ、アップロードしたファイルへのリンクを含んだメールを送ってください。 +アップロードが終わった後は、kde-jp@kde.org へ、アップロードしたファイルへのリンクを含んだメールを送ってください。このとき、新しいスレッドを作ってください。 通常、コーディネーターがファイルをダウンロードした時点で返事が一度あり、その後、確認、マージ、コミットした時点でもう一度返事があります。一回目の返事があった時点で、オンラインストレージからファイルを削除してもらって問題ありません。 ## より詳しい情報 PO フォーマットに関する詳しい説明 (英文) [Localization/Concepts/PO Odyssey](https://techbase.kde.org/Localization/Concepts/PO_Odyssey) Summit を使った翻訳プロセスに関する詳しい説明 (英文) [Localization/Workflows/PO Summit](https://techbase.kde.org/Localization/Workflows/PO_Summit)